
毎年夏の時期に開催されているライブハウス「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」は、神奈川県の逗子海岸沿いで夏季限定でおこなっています。
多くの観光客を集める逗子海岸ですが、一つ問題となっている事もあります。
それは、環境省から発表された「平成21年度第一回海水浴場水質検査」で、水質自体は良くなっているのですが、海面の上昇が問題となり、数年後には逗子海岸が無くなってしまうという脅威が含まれていることが分かりました。
そこで、毎年そんな逗子海岸でライブハウスを開催している「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」では、夏のライブ開催時期以外でも一年を通してNPO法人であるGoodDay(グッディ)と協力しながら、クリーン・ザ・ビーチを実施することとしているそうです。
このエコ活動を通して、これからの逗子海岸を守っていきたいという思いから、また毎年開催する側だからこそ分かることとして、年々砂浜に変化がみられるそうです。
海岸の砂が減って、海岸自体が小さくなっている事に気付くというのです。
そのため、「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」がおこなっていることとして、クラウドファンディング活動もしていましたし、かつ実際にビーチまで足を運んで清掃活動もしているはずです。
そんな音霊ライブハウスの開催や音楽も大切ですが、開催されている逗子海岸というかけがえのない自然を皆さんでこれからも守っていきましょう!
逗子海岸に実際起きている事とは?
音霊ライブハウスを毎年開催している逗子海岸には実際にどのような事が起きていて、今後どんな影響を及ぼしかねないのでしょうか?
実際に起きている事として、やはり海外沿いの砂自体の減少が確認されているそうで、またプラスティック製品のゴミも多く発見されています。
逗子海岸は日本国内でも毎年多くの観光客が全国から訪れます。そのため、ビーチで食事をしたり、そこから発生したゴミをきちんと持ち帰らない人も中にはいるということが大きな環境問題の元になっているといえます。
そのため、逗子海岸営業協同組合は2019年から逗子市内の全てのビーチで営業する全ての海の家でストローなどのプラスティック製品を利用するのを禁ずるというルールを出しました。
世界的に大きな問題の一つともなっている海洋汚染問題ですが、そんな問題とも真摯に向き合っていく逗子市民の方や、逗子を訪れる方、また逗子海岸で開催する音霊 OTODAMA SEA STUDIOやその他開催者側も、今後の逗子海岸を守るために日々環境保全をベースに今後も良いとされる行動をしていくことが大切ですね。