2005年に逗子海岸にOPENした「音霊 OTODAMA SEA STUDIO」は、
環境の変動に大きく左右される海に、何より近い砂浜にあります。
今日までの10年間で15mも浜が減少したと言われている逗子海岸は今、とても危険な状況です。
近年、環境破壊による地球温暖化も原因の一つである砂浜の減少を毎年間近で見てきた音霊は、
自分たちの大切にしてきた遊び場である砂浜を守るため、自分たちにできることから始めていきます。
2005年のOPEN以来、毎年続けてきたビーチクリーンは
近隣地の方々とNPO法人 GoodDayと共に、音霊開催中は毎週末、オフシーズンは毎月行っています。
また、かけがえのない逗子海岸の保全を目的とした署名を行い、2009年12月には神奈川県知事を訪ね、逗子海岸の現状を伝えてきました。
2009年には5周年を機に、海と森とのつながりを大切に考え、NPO法人 GoodDayとの共同企画で一つ購入ごとにタイに一本植林を出来る
OTODAMA Forest Missangaを発売し、タイに音霊の森を作るという新しい運動を始めました。
将来は地元神奈川で森を作りたいという願いも込めて、
神奈川の木をミサンガに使いました。
そして2010年5月、地元に森を作る第一歩として、
皇室もご参加された「全国植樹祭」のサテライト会場、
湘南国際村「めぐりの森」に音霊もトークショーとライブで参加しました。
全国植樹祭をきっかけに、まずは2010年11月、逗子海岸から程近い湘南国際村でOTODAMAの森を作ることが決定しました。
※カーボンオフセットとは、日常生活で排出されるCO2を、世界で行われているCO2削減プロジェクトからCO2の排出権を購入することで、CO2(カーボン)を相殺する(オフセット)という仕組みです。
このライブでは、ブラジルのマット・グロッソ州に流れる川に小水力発電設備を設置し、地域にクリーン電力を供給するプロジェクト「Braco Norte IV Small Hydro Plant」(ブラコ ノルテ フォー スモール ハイドロ プロジェクト 国連登録番号#0668)のCO2排出権を購入することで、カーボンオフセットを致します。
緑豊かな緑陰滞在型の国際交流・研修研究拠点として、三浦半島の中央部に位置する「湘南国際村」。その湘南国際村の「BC地区(面積112.75ヘクタール)」と呼ばれているエリアが、「緑の再生・保全と、自然環境を活かした活用」を行うエリアとなり、「めぐりの森」として生まれ変わりました。
現況は、造成跡地で植生回復の途上にある土地、かつて炭焼きも行われた雑木林がそのまま残っている土地などが混在している一方、大楠山散策などへの道路も通っています。
「OTODAMA FOREST STUDIO」はその「めぐりの森」にて開催され、そして、「OTODAMAの森」は、その「めぐりの森」の一部で11月13日に開催予定の「植樹祭」にて、誕生します。
OTODAMAの森とは
「OTODAMAの森」は、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭氏の提唱している方式で植えることとしており、その土地本来の樹木を見極めて苗木を育て、主役となる樹種を中心に混植・密植して本来あるべき自然の森をつくることを目指しています。
多種類の樹木を混植・近い距離に多くの樹木を植える密植を行う理由は、自然の中で木々が競合して、強く早く根を張り、幹を伸ばすため、力強く成長する効果があることと、さらに多くの樹種が共生して、植生の豊かなバランスのとれた森を形成するからです。
そのため、およそ3年で、ほぼ手入れが不要な自生する森をつくることができ、 例えば、神社仏閣の周辺に残されている「鎮守の森」のような豊かな森が育まれます。
植える木の特性
シイ、タブ、カシ類の高木(アラカシ、シラカシ、スダジイ、アカガシ、ウラジロカシ、タブノキ)を主体とし、地域性に合わせて他の高中低木と混植します。
シイ、タブ、カシ類は深根性、直根性のため地中深くまっすぐに根を張って台風、地震、大火、洪水などに強い森ができます。
また、「OTODAMAの森」の苗木は、平塚の社会福祉法人進和学園にてつくられ、障がい者雇用の促進に貢献します。
進和学園視察の様子
http://junhouse.cocolog-nifty.com/goodday/2010/07/post-8d6a.html
植林地:湘南国際村 めぐりの森
森づくり指導:JICE
企画: GoodDay